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最近見た作品からのんびり映画批評。(2004年11月〜2005年12月)
★★★最高! ★★満足 ★おヒマでしたら

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2005年12月17日

「フライ,ダディ,フライ」

要するに中年オヤジ版「ベストキッド+Shall we ダンス?」なのですが、良いんですよこれが!
主演の堤真一は最初からカッコ良すぎる気もしますがダメパパからハードトレーニングをこなし悪役に立ち向かうまでを演じ分け、一種のファンタジー映画に彼の演技力がリアルさを与えています。「ローレライ」の狂信的軍人からフツウのパパまで何でも演じられる上手い俳優で、中盤、堤真一の全力疾走するシーンは心地良く、必死のトレーニング姿にたるんだ腹のオジサンは泣きます、少年犯罪を陰惨にせず「夏休みの男子決闘物語」として描き最後まで映画全体を爽やかな印象にしています。
ただ原作者が映画脚本を書いた為、それまでの快調なリズムからクライマックスはペースダウンし盛り上がらず残念・・・・せめて「GO」宮藤官九郎が脚本書いていればと思ったのは無いモノねだりでした。 岡田准一はちょっと笑っちゃうぐらいカッコ良く好演、高校生仲間もキャラが面白く原作を読みたくなりました。
★★満足
ストーリーは「ジャイアンにいじめられた、しずちゃんのかたきを取るためのび太に似たパパがドラエモン型イケメンロボットの助けを借り喧嘩に勝つ話し」だったと思う?


2005年12月02日

「スターウォーズ エピソード3/シスの復讐」

スターウォーズサーガ27年かかってついに完結。
とにかくCGの進歩は素晴らしい、セットのクォリティ、テンションの高さ、画面の奥行き、全てのエピソード・パズルがぴたりと繋がるラストは見事!
G・ルーカス監督兼プロデューサーのパワー、エネルギーを感じた映画でした。
旧作からのオールドファンは素直に「27年間楽しませてくれてありがとう」と言いたい。

だから
・アナキンが全く悩まずに暗黒面に行っちゃう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・とか
(せめてM・コルレオーネぐらい悩め)
・シスのダース・シディアス卿って暗黒面の真実を知らないじゃん・・・・・・・・・・・とか
・ジェダイの騎士が弱すぎる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・とか
・ヨーダの判断ってもしかして間違ってる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・とか
・パドメが柱の陰でアナキンを呼びコクるのはいくら何でも・・・・・・・・・・・・・・とか
(金八先生じゃないんだから)
・パドメの出産シーンが何故か公開・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・とか

ツッコンではいけない!それは暗黒面に捕らわれる事じゃ

と言いながら、オープニングのテーマ曲とラストシーンのタトゥイーンの二つの太陽を観たら
オールドファンはもう涙、涙。
★★★最高!
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スターウォーズ
老舗の味

オビ=ワンのアナキンに対するセリフ「選ばれし者だったのに!」が切ない!
改めて「スターウォーズ エピソード4/新たなる希望」を見直したくなりました。

2005年12月02日

「宇宙戦争」

9.11を意識した大作、原作・オリジナルを忠実にリメイク。(旧作は冷戦時代を意識)
トライポッドが襲撃するまでの緊迫感はさすがS・スピルバーグ、しかしストーリーが進行するにつれテンションは徐々にダウンし話しも小さくまるで「Xファイル」・・・・・ラストは原作通り。
監督ってホントは子供嫌いかも、他の映画では魅力的なD・ファニングが全然可愛くないし、登場人物が自分勝手な人間ばかりで感情移入が出来ず、T・ロビンスのエピソードは特にウンザリ、パニック描写も類型的だし、アメリカ一般市民ってこんな人ばっかり?
主役のT・クルーズは二枚目過ぎて最後まで父親に見えずT・ハンクスだったらもっと普通の人間としての心細さや怖さが出たのに、と文句を言いながらあっと言う間に見終えた。
★おヒマでしたら
スチャラカとは言えテンポは良かった・・・・・・・・・と日記には書いておこう。
2005年11月26日

「サハラ・死の砂漠を脱出せよ」


登場人物が全然悩まず行き当たりバッタリで全て解決。
大人版「グーニーズ」? 見終わって10分経つと何にも憶えていないスーダラ映画ですが実は結構好きです、皆でワイワイ「志村〜うしろうしろ!」とツッコミ入れながら観るとピッタリ。
M・マコノヒーは愛嬌があり笑顔が良い、P・クルスは美人だが笑顔と困った顔の二つしかない省エネ演技、唯一良かったのはラストのビキニ!でも民営化J・ボンドはこれで良いのだ。
★★満足
主人公と友人のやり取りが面白い、もしかして底抜け珍道中にインスパイア?「スリーキングス」や「リーサルウェポン」が三馬鹿大将だった様に・・・
2005年08月11日

「マイ・ボディガード」


萌えるじゃなかった「燃える男」81年 原作 A・J クイネル
D・ファニング、D・ワシントンは相変わらず達者な演技でした。主人公のトラウマを表現したフラッシュバック・シーンはややくどく後半誘拐犯を追いつめるシーンは余りに陰惨でめげます、結局リンチじゃん。
★おヒマでしたら
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「ボーン・スプレマシー」

「最後の暗殺者」90年 原作 R・ラドラム
秘密兵器のない007シリーズ、ヒーローが毎回、日常品を武器に使うのが面白い。
カーアクションはリアルで大迫力!敵役が冷酷な感じで良いです、結局冷酷な殺し屋が無垢な少女によって、人間らしさを取り戻すのは「レオン」に連なるテーマでした。
★★★最高!
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用心棒
関係無いのですが「用心棒」

最近、字幕を読むと目が疲れるので、ほとんど吹き替えで観てます。字幕を読まない分、俳優の服やセットの細部に目が行き届いてこれが結構楽しい。
2005年08月09日

「カンフーハッスル」

実写版「ドラゴンボール」
殺し屋B・リャン(懐かしい「帰ってきたドラゴン」)にビックリ、ギャングと揉める貧乏長屋にカンフーの達人がゴロゴロ。これが面白い!周星馳(チャウ・シンチー)がB・リーとカンフー映画にたっぷり愛を捧げた映画。70年代にカンフー映画を観ていた当時の中学生(私)は号泣。
★★★最高!
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「LOVERS」

C・イーモウ監督の武侠映画、まるで前作「英雄HERO」外伝
今回は国家より個人の愛で悩む武侠達。シナリオは昔のラブコメ並、後半破綻しますがとにかくカメラワークが美しく前半遊郭でのC・ツィーの踊りのシーン、後半竹林での朝廷の兵士達との殺陣は一見の価値が有ります。★おヒマでしたら
2005年08月07日

「海猿」


ウォーターボーイズ青年版、最近ドラマ化された原作映画。
潜水士学校で訓練に励む青年達の友情と挫折と恋。まるで「トップガン」か「愛と青春の旅立ち」?これが結構良い!キャストが本物の施設で実際にトレーニングしているせいかドキュメンタリーみたいで好感が持てます。全体的にテンポが良く、やや遣りすぎのクライマックスも素直に感動します。主役の伊藤英明は不器用な感じがピッタリ、藤竜也も厳しい上官を好演、加藤あいはちょっぴり好みが別れる・・・・★★満足
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「パッチギ!」


21世紀版・けんかえれじい!恋した彼女は番長の妹。
井筒監督は 「ガキ帝国」「岸和田少年愚連隊」と喧嘩ばっかりしているワルガキ達を描くのが本当に上手く、集団アクションシーンは相変わらずの迫力です。音楽的センスも秀抜で「イムジン河」「あの素晴らしい愛をもう一度」が流れるクライマックスは傑作「のど自慢」を越えた感動を呼び、思わず涙しました(大友康平はもうけ役、カッコイイ)本作は在日韓国・朝鮮人の政治的な問題ばかり話題になりましたが、アメリカ映画でよくある移民家系で悩む恋人達のような味付けで、比重はそれほど重くありません。笑って、泣いて、感動する、普通の男の子が努力して好きな女の子と付き合うまでの青春王道映画です。
★★★最高!
ラスト主人公とヒロインの会話に井筒監督のテレが見えて可笑しいヒロイン役の沢尻エリカが可愛い!
2005年07月18日
新旧・地方女子高校生部活動(松山編と山形編)

「がんばっていきまっしょい」


田中麗奈のデビュー作品。(最近TVドラマ化された原作映画、あの!周防正之制作)
素人同然の女子高生が女子ボート部を創り大会に出るまでの青春映画。夕日に煌めく海に、ボートがゆっくり進むシーンは美しい。孤独な少女や、ほのかな恋愛を絡め邦画らしいテンポで丹念に描く70年代に地方で高校生だった、40歳以上は懐かしく感じると思う。モー娘のコンサートのかけ声「いきまっしょい!」はここから★★満足
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「スウィングガールズ」

夏休みの補習をサボった、女子高生達がスウィングバンドを結成して演奏するまでを描いた大ヒット映画。とにかくリズムが心地良い!オープニングからタイトルが出るまでのワクワクした感じは、夏休み前の高揚感に似ている。「がんばって〜」の邦画的ウェットさをあえてバッサリ切り、少女マンガ風に描いた傑作。ハッキリ言ってご都合主義だし、後半もっと盛り上がっても良いと思う・・・・しかし、落ちこぼれ女子高生達が田圃に落ちたり、河原で足をワイワイ言いながら洗っているシーンを観るともうどうでも良いやと思う。この作品にはリアルさよりも映画的な楽しさが満ち溢れている、素人があんなに早く上達しないと言う大真面目な人はきっとこの映画には向かない。
前半ようやく音が出た所で、戻ってきた吹奏楽部員に音楽室を追い出されたスウィングガールズ達がわんわん泣くシーンが可笑しい。友子がやっと買った中古サックスを河原でブカブカ吹きながら、何故か?キーボードを弾く中村に出会うシーンが良い。後半仲間に言い出せなくて、困った友子の切ない表情も良い。電車内で皆が演奏するシーンは矢口監督の「グレンミラー物語」へのオマージュを感じる。
★★★最高!
「なんか、これ!いぐねいぐね」「そーだずー」・・・山形弁が可愛い、トロンボーンの関口さんにちょっぴり萌え。

2005年06月19日

「ヘルボーイ」


M・ミニョーラの原作は好きで何冊か持ってます
映画は期待以上、コミックの雰囲気もよく出てましたし主役のロン・パールマンはぴったり、実写で動くヘルボーイに感動。2メートル近い真っ赤な大男がノシノシ歩いてモンスターをガンガン退治する、でも好きな女性の前では中学生並という心温まるストーリー(まるで無法松!)続編も決定してるらしい、楽しみ。
★★満足
2005年06月05日

「恋の門」


面白かった!
売れないマンガ芸術家(自称)男子とコスプレ・同人作家OLの恋愛映画。もしかしてうちの生徒?表情のとぼしい松田龍平が良い、見た目はイケメンだが童貞、バイトはくび、作品は評価されず散々。OL役の酒井若菜は可愛いけれどちょっとイタい女の子を好演、コワれた演技は必見。松尾スズキは新人監督としては及第点、前半快調(オープニングは素晴らしい)後半、映画として少し混乱しリズムが崩れます。「売れない作品に対しての嫌味なインテリのセリフ」と「コアなマニアの作家に対してのセリフ」はリアル過ぎて爆笑!きっと松尾スズキも散々言われたんだろうな・・・・意外にコミケやコスプレ等のデティールは凝っていて「おたく」に対して愛情を感じるラブストーリーです、一般人にはオススメしません。
★★満足
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「血と骨」

「ゴッドファーザー」を意識した在日一族DV(ドメスティックバイオレンス)物語。
美術セットや俳優の演技は素晴らしい(オダギリジョーが良い)反面、編集がやや荒く感じ、力作ですが好みは別れ、デートムービーだと確実にカップルの将来が危ぶまれます。田畑智子は「隠し剣・鬼の爪」に続いて好演、観客に切ない印象を残します。★おヒマでしたら
2005年05月05日

「隠し剣・鬼の爪」


映画職人が丁寧に創った伝統工芸品、しっとりとした風景や美術が美しく、前作「たそがれ清兵衛」を大人とすれば本作は若者の映画でした。完成度は前作より高く内容は「たそがれ」とほぼ同じ(寅さんシリーズ創った山田洋次監督だから気にしないのかも?元々原作が同じ様なストーリーだし)実力は有るが冷遇されている善良な主人公、好意を持つ女性にはうち明けぬまま理不尽な藩命により、生死をかけた果たし合いをする。藤沢周平の二つの短編「隠し剣・鬼の爪」「雪明かり」を元に脚色した為か最後まで違和感が残ります。主演の永瀬正敏は真田広之より原作の素朴なイメージにピッタリ、松たか子はさすがに着物の立ち振る舞いが美しく後ろ姿に存在感が有り、緒形拳はのびのびと悪役を演じ、高島礼子の役は少し勿体ない気がします
★★満足
・・・・・・と言いながらラストの松たか子のセリフで全て納得、まさしく名人芸の脚本。
解っていてもホロッと来ました。

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「オールド・ボーイ」

オイディプス王を下敷きにしたアクション映画。北野武に似た生理的に痛いバイオレンス描写が秀抜、しかしラストが陰惨すぎて後味が良く有りません。★おヒマでしたら
2005年04月30日

「コラテラル」


楽しめました、前半は空撮を交えたLAの夜景が凄く良い。真面目に仕事している主人公のタクシーに乗車した殺し屋。夢は有るが日常に流されている平凡な人間とニヒルでシニカルな殺人者、光と陰、コインの表と裏。昔のヒッチコック風巻き込まれ型サスペンスでは、気弱で平凡な人間が知恵を絞って戦うから良かったのに、後半は何だか普通のアクション映画、ヒーローになっちゃいかんだろ?J・フォックスは本当に上手い、アカデミー賞を取った「レイ」も見たくなった。T・クルーズは・・・・・・・・あんなに目立った殺し屋はすぐ捕まるって!
★★満足
思えば北野武の名作「キッズリターン」のふらふら〜と自転車に乗って、いきなり組長役の石橋凌を銃で撃つ殺し屋は秀抜でした。

2005年04月29日

タイガー&ドラゴン「三枚起請の回」


面白い!長瀬智也はチンピラっぽくて好演、ハイテンション岡田准一もあれで良いと思う、バディ(相棒)ムービーっぽくて良い。昔のショーケンと水谷豊を思い出した(古い)
(伊東美咲はあれで良いのか少し疑問?まあ役が不思議ちゃんだし)咄が「三枚起請」なんて渋い、クドカンは本当に落語好きだと思う。寄席や長屋のセットも立派だし、現代風に(タトゥー!)上手く置き換えてる。貫禄の西田敏行はちゃんと落語家に見えて安心。
イメージ的には鈴々舎馬風か笑福亭松鶴に近い、病気のせいか少しやつれて見えたのが残念、阿部サダヲは林家三平や林家ぺーのパロディで可笑しい。西田敏行も長瀬智也も落語はもっとゆっくり話した方が良いと思うが、TVドラマ的早いテンポの演出だから良いのかな?
今後が楽しみ・・・・次は「品川心中」「芝浜」?また渋い本当に長瀬智也や岡田准一みたいな落語家が居れば寄席もブームになるのに・・・
★★満足
以前スタイリストから弟子になった前座がいたが辞めたらしい、もったいない。

2004年12月29日

「シービスケット」

競馬版「プロジェクトX」inアメリカン。
挫折した三人の男と一頭の落ちこぼれ競走馬が出会い数々のレースで勝利する感動実話ストーリー、フィクションだったら出来すぎ。T・マグワイヤが減量し孤独なジョッキーを好演、J・ブリッジズは「タッカー」でもパワフルな創業者を演じたが本作品でも適役、寡黙な調教師役のC・クーパーも印象的。人間描写は少し急ぎ足の感はあるが、大恐慌下1930年代の風俗・ファッションと共に、競馬場のレースシーンは本当に美しく、素晴らしい!競馬を全く知らない私も感動しました。
★★★最高!
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「ヴァンヘルシング」

実写版「怪物くん」藤子不二雄Aでした。
「ハムナプトラ1、2」(怪奇ミイラ男のリメイク)ではあんなに面白かったS・ソマーズ監督も不完全燃焼気味、設定は良いが、脚本がこなし切れずクライマックスもテンポ悪し。しかし美術・設定は過去の名作にリスペクトした素晴らしい仕事で一見の価値有り、VFXを駆使したテーマパークのアトラクション映画と思えば良いのかも。★おヒマでしたら
2004年12月24日

「8Mile」


白人ラッパー"エミネム"の半自伝的映画。工場に勤める主人公は金は無い、母親と同居の家も滞納で退去命令、車はボロボロ、母親は男にだらしがなく主人公の高校の先輩と同棲、ガールフレンドは浮気なウェイトレス。 ラップにもエミネムにもほとんど知識は無いが、プアーホワイトの成り上がりサクセス・ストーリーとしては良い。
なんと言っても主役のエミネムのカリスマ性と人を刺す様な眼が印象的、もちろん主題歌もカッコイイ。ラップはポエトリーリーディングや口喧嘩から生まれ、ライム(韻)やスラングを理解しないとニュアンスは難しいが、要するにチンピラの地口のタンカ。ラストのラップバトルはボクシングみたいで爽快の佳作。★おヒマでしたら
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「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」

シリーズ物としては高水準だが、ファン以外はそろそろ辛い。出演者達も一作に比べて成長し、もう子供に見えない、やっぱりハーマイオニーは制服でなくちゃ!G・オールドマンはちょっとビックリ。★おヒマでしたら
2004年12月19日

「スパイダーマン2」

面白い!前作より評判が良かったのは納得。前半はアイデンティティに悩むヒーロー。
スパイダーマンとしてはマスコミに叩かれ、P・パーカーとしてはバイトは首、大学は遅刻、ガールフレンドには振られ、家賃も払えずボロボロ。もう嫌だ!ヒーロー辞めたい!君は押しつけられた生徒会長?何だか9.11以降のアメリカみたい、で色々有って復活!後半は大アクションのつるべ打ち!悪役ドック・オクもカッコイイ!T・マグワイヤは内面の葛藤をちょっとした演技で表現するのが上手い。「シービスケット」撮影時のケガで一度は主役を降板していたが、やっぱりP・パーカーはT・マグワイヤ以外に考えられない。
★★★最高!
しかしMJ・ワトソン(キルステン・ダンスト)は何故あんなにブ●?どう考えてもスパイダーマンが必死で助けようって気になるとは・・・・?

2004年12月16日

「マッハ!」

珍しいタイ製アクション映画。田舎の農村から奪われた仏像オンバクの首を、大都会バンコックへ探しに行ったムエタイの達人が、数々のトラブルに巻き込まれ戦う!と言うアクション映画の古典のようなストーリー。70年代香港風アカ抜けない演出、ドリフ並のくだらないギャグ、百面相みたいなクサイ演技、チープなカーアクション、ご都合主義のストーリー・・・・
しかし!マイナスを補って余り有るのが主人公ティンを演じるT・ジャーの凄いアクション!ハッキリ言って大好きな映画。
★★★最高!
スターが一人いれば映画って良いんだと納得、万人には薦めない、心は中学生の成人男子に捧げる(つまり私)

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「ドーン・オブ・ザ・デッド」

70年代ホラーの金字塔G・A・ロメロ「ゾンビ」のリメイク。シナリオが良く出来ている、ゾンビがもの凄く素早い、走る走る。やっぱり心は中学生の成人男子に最適。★★満足
2004年12月11日

「下妻物語」


驚いた!面白過ぎ!POPでキュートな青春映画の傑作。CF出身の監督らしくテンポが良くカットの絵創りが上手い。主演のヤンキー役土屋アンナ、ロリータ役深田恭子もハマリ役。男子の友情物は「ウォーターボーイズ」「岸和田少年愚連隊」等々名作は多いが、女子では「櫻の園」ぐらいしか思い浮かばない。何処にでも有る地方都市を舞台に、恋愛はさらりと描き女性同士の友情に重点をおいたストーリーが感動を呼ぶ。
★★★最高!
ラストはまるで「唐獅子牡丹」、45才のオジサンが観てこれだけ喜んだのだから、現役高校生が観たら絶対泣くな!

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「華氏911」

M・ムーアが一番言いたかった事は、何時の時代も経済的理由で貧困層の若者は軍隊に行き戦死、富裕層は富を搾取する。米軍兵士の顔が子供(生徒)に見えて辛い・・・・・学生時代上野駅で自衛隊に勧誘された事を思い出した。★おヒマでしたら

2004年11月25日

「ビッグ・フィッシュ」


アメリカン・トールテールズ(ホラ話)の系譜を受け継ぐファンタジーの大傑作。T・バートンの視線も作家として成熟し優しい。(コーエン兄弟だったらもっとシニカルな作品になるだろう)
未だ観ていない人は幸福・・・・・・・これからあの至福感を味わう。
もう観てしまった人は幸福・・・・・・人生の大切な何かを受け取った。
★★★最高!
ファンタジーが現実と融合し、父と息子が和解するラストは素晴らしい、感涙必至。
 
 
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