会計担当家37年に渡る家計簿。激動の明治維新、過去に捕らわれ、現状を嘆き、将来を不安がった士族は没落し、社会に役立つスキルを持った士族には未来が来た。面白い!
要するに山下清みたいな作家達が生みだすアート。児童絵画とは似て異なる、プリミティブで衝動的なパワーは読者を圧倒。F・シュヴァル「理想宮」のエピソードは好き。
カメラメーカークレーム担当者と困ったユーザーとの面白すぎる戦い。特にヤクザ組長のエピソードはど迫力!クレームから逃げない事が企業を成長させる。
実用的な入門・文芸批評書。世界観から人物設定の作り方まで原作者兼編集者だから書ける役立つノウハウが詰まっている。クリエイターを目指す人、教育者必読の書!
ようやく単行本化された大傑作ホラー。初連載時から10年を経て完結。全く古さを感じない構成・表現力は他の作家を圧倒!S・キングを彷彿させる救われない悪夢の数々。
現役アナウンサーがTVレポーターの言葉の誤用、若者言葉の意外な効用を解説。正しい日本語に対する大人からの警句と思いきやカウンセラーを兼ねる筆者の視点は優しい。
「トリビアの泉」名作版。帝国主義としての国語教育「最後の授業」は100へぇ〜。ちなみに「母をたずねて三千里」と「家なき子」はずーっと同じ小説だと思ってました。
1ページマンガ+解説の映画評論。面白いが、黒田硫黄ファンか否かが本書を楽しめる分岐点?手塚治虫著「観たり撮ったり映したり」を再読したくなる。
テレビリテラシー(読み書き能力)について、ディレクター兼大学教授が解説。演出とやらせの違い、編集、カメラワークなど、大学生と一緒にゼミの講義を受けている気分
自分の嫉妬心には気が付きにくいが、上手くコントロールすればモチベーションになる。[異性の友人]の恋人に対しての嫉妬は私にも思い当たるフシが・・・ドキドキッ!?
対談や講演からの書き起こし、読みやすいが文章的に荒い。[話せば解るは嘘][君子は豹変するのが正しい]等々常識に捕らわれない考え方を示唆、価値感は人それぞれ違う。
[仁義なき戦い]のベテラン脚本家。[あの夏いちばん静かな海]北野武の映画批評がそのままシナリオ作法。[直しの注文は断るな][書き続ける事]、未映画シナリオが良い。
韓国マンガ界の重鎮が描く、本国では発禁[金正日入門]。オーソドックスな手法だが面白い!自国民の管理は某カルトにそっくりで思わず冷や汗、困った隣国です、万景峰号!