プロフィールスケッチブック好きな映画読んだ本落描き今月の新作お仕事のお問い合わせ
読んだ本
onemax.garyoutensei.com/
最近読んだ本から選んだグータラ書評、晴耕雨読?
(03年4月30日〜8月19日)
01
back
back
next
next
 
top
top
01 02 03
   
   
   
   
   

03.8.19   黄泉がえり
    梶尾真治/新潮文庫
dog0819
熊本が舞台のリリカル・ファンタジー、S・キングを彷彿する同名必見映画の原作。家族や愛する人を亡くした時、人間はもう一度会いたいと切に願う、私も・・・。泣ける!

03.8.18   ギャング・オブ・ニューヨーク
    ハーバード・アズベリー/ハヤカワ文庫NF
dog0818

同名映画の原作、NY100年にわたるギャングの歴史。映画化の際M・スコセッシは黒澤明を参考にしたそうだが、深作欣二の方が良かったかも?「紐育悪党列伝・仁義なき戦い」

       

03.8.09   大王(第一短編集)黒船(第二短編集)
    黒田硫黄/イースト・プレス
dog0809

最近はまってる黒田硫黄の傑作初期短編集2冊、中でも「ナイトオブザリビングデッド」「メトロポリス」が秀抜、原作に敬意を表しつつ逸脱したオリジナリティ溢れる魅力。


03.7.06   娘は男親のどこを見ているか
    岩月謙司/講談社+α新書
dog0706

戦前の家庭訓によく似てる、古風で保守的、宗教的なバックボーンがない人には受ける?家族の揉め事解決法は些細な事実に惑わされず、根本的な原因を探る事が近道。


03.6.28   フリーランスライターになる方法
    吉岡忍+古木杜恵グループ/生活人新書
dog0628

主に雑誌業界をリアルに描き面白い。ライターに成る事よりも、自分が何を書きたいかを目標に持つ事がプロとして長続きするコツ。けだし名言です


03.6.22   悪徳商法あなたもすでに騙されている
    大山真人/文春新書
dog0622

人間って愚かだな・・と思いつつ個々の事件は興味深い。身近に被害者の顔が何人か思い浮かぶ?悪の知識を増やす事が家族や友人を守る第一歩。


03.6.21   隠すマスコミ、騙されるマスコミ
    小林雅一/文春新書
dog0621

キャッチーなタイトルと違い真面目。真の報道機関は自国政府批判が可能、インターネット情報で記事は完成する、優秀なフリー記者は生涯現役等々。仕事の基本は皆同じ


03.6.15   ブラックジャックによろしく
    佐藤秀峰/講談社1〜5
dog0615

TVドラマの原作、綿密な取材に基づいたリアルな医療ドラマ。不器用で熱い主人公に共感、特に未熟児双子のエピソードは白眉、泣く。


03.6.14   セクシーボイスアンドロボ
    黒田硫黄/小学館IKKI1〜2
dog0614 文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞作。凄いとしか言いようがない台詞、ダイナミックなタッチ、凛々しいニコと情けないロボの連作集、読書中はしばしの至福。

03.6.11   茄子
    黒田硫黄/講談社1〜3
dog0611 今夏公開アニメ「茄子 アンダルシアの夏」原作を含む連作短編集。台詞が本当に上手い、絵は達者だがどこか懐かしさを感じる、作風は誰にも似ない奇妙な味。

03.6.07   アメリカ病
    矢部武/新潮選書
dog0607 生真面目なクラス委員は正しいけど嫌われるし、ポジティブシンキングも時には辛い。私にとって70年代ノーテンキなアメリカは夢と憧れ、アメリカ病は将来の日本病?

03.6.06   新宿歌舞伎町駆け込み寺
    玄秀盛/角川春樹事務所
dog0606 NPO法人JASMAを主催する筆者の自伝。前半は過酷な少年時代、凄まじさはまるで「新堂冬樹」後半はJASMA設立まで、毀誉褒貶の多い人物だが「一日一生」が心に残る。

03.6.01   肉体不平等ひとはなぜ美しくなりたいのか?
    石井政之/平凡社新書
dog0601 自身のボディイメージを正確に把握出来る人は少なく、男性は元来見られる性に慣れていない。化粧や美容整形が無理な私は、せめて身だしなみだけでもきちんとしたい。

03.5.30   自己破産の現場
    岡崎昴裕/角川oneテーマ21
dog0530 元信販会社回収担当の著者がリアルに描く。民事の部分は大変勉強になる、特に「部分免責」の章は怖い。無知は罪、自分と家族の身は自身で守りなければ。

03.5.21   竹光始末
    藤沢周平/新潮文庫
dog0521 「たそがれ清兵衛」のクライマックスとして映画化された表題作を含む短編集。藤沢周平の世界は人情味厚く心地良い、「恐妻の剣」がほろ苦く可笑しい。

03.5.20 たそがれ清兵衛
    藤沢周平/新潮文庫
dog0520 映画化された表題作を含む短編集。しっとりとした木綿の肌触り、やっぱり日本語は良いな・・・、「祝い人助八」が泣ける。映画も小説の雰囲気を上手く表現して傑作。

03.5.19   ファビラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判
    町山智浩&柳下毅一郎/洋泉社
dog0519 くだらない映画漫才・バックステージ物。悪趣味映画G・ラズベリー賞の映画批評版か?「千と●尋の神隠し」にこんな事言ったのは日本で此奴らだけ・・・面白い!

03.5.18 女は男のそれをなぜセクハラと呼ぶか
    山田秀雄/角川新書
dog0518 長年の疑問が解けた気がする。文中の訴訟例は他人事とは思えず冷汗。異性を仕事のパートナーとして自然に接する事は本当に難しい、思いやりを持ちつつ努力したい。

03.5.07 釣れんボーイ
    いましろたかし/エンターブレイン
dog0507 つげ義春の文学性も、大友克洋のスタイルもないが、情けなくもがいてる主人公はものすごく良い。男ってカッコ悪いな・・としみじみ。いましろたかしは癖になる。

03.5.06 神童
    さそうあきら/小学館1〜4
dog0506 以前から注目、作者の天才としてのアウトサイダーへの眼差しは優しい。音楽を絵で表現するのは難しいが、主人公のピアノは誌面から確かに聞こえた、ラストは泣ける。

03.4.30 ヘルタースケルター
    岡崎京子/祥伝社
dog0430 書評で誉めてあったので購入、「綺麗は汚い」可愛いタッチが毒を際だたせている、依存症りりこは、身近な誰かによく似ている。作家を目指す人は必読、ラストは凄い。
 
01
back
back
next
next
  Copyright©2003 makiyama naoki(onemax2010@gmail.com). All Rights Reserved.